Last Song Latest

「ラスト・ソング」のその後

2020-01-01から1年間の記事一覧

ビールス君へのインタビュー

私が子供の頃、風邪は「ビールス」が原因だと言われていた。 英語でVirus、バイラスと読む。ビールスのほうが可愛いのに、いつの間にか「ウイルス」と呼ばれていた。 初っ端から余談だが、インフルエンザはウイルスが引き起こすということは、子供でも知って…

理論と実際

何週間か前にマスクについて書いた。 当時はマスクの有効性について議論が分かれていたが、今や日本人はマスク星人…マスク聖人となっている。政府も供給に力を入れている。 本当に不要との結論に達していたら、マスク不足の今、「不要なマスクをやめよう運動…

インストラクターを守れ

アベちゃんが全国休校要請をした直後、全国規模の某大手バレエスタジオが2週間の休業宣言をした。 スポーツクラブやホットヨガスタジオから複数の感染者が出た頃だった。 他のダンススタジオも続くかと思ったが、休業にまで踏み切ったところはなかった。 名…

春風聖地散歩

今朝、天啓があった。 「築地に行こう!」 以前にも書いた通り、かつては秋の楽しみ築地散歩だったが、観光客の増加とひいきの店の閉店とで足が遠のいていた。観光客が減っている今、チャンスである! …ということで、花粉がたくさん舞う中、場外市場を一巡…

ウイルスが光る薬?

クルーズ船も無事下船が終わった。乗客、乗員の方には本当、長い旅だったことだろう。 今も世界のあちこちでクルーズ船の旅を楽しんでいる方が…いるのだろうか? さてウイルス劇場の舞台は、クルーズ船から地上へ。 議論の中心も科学から政治へ。 オリンピッ…

メアリーがいっぱい

19世紀末のアメリカ。 メアリー・マローンという女性がアイルランドから渡ってきた。メアリーは、ニューヨーク周辺のお金持ちの家に住み込み料理人として雇われた。メアリーは料理上手で、皆から喜ばれた。 メアリーが30歳くらいのとき、メアリーの雇われて…

感染症は気合で防げ⁉︎

アラサーのとき、クラシックバレエの発表会に出た。 子供たちの夏休みに合わせて、8月上旬だった。今ほど猛暑ではなかったのかもしれないが、その時の基準では十分に暑かった。 発表会の翌々日くらいだったろうか、保健所から電話がかかってきた。 発表会の…

平成の健康番組

いわゆる “健康診断” 業務をしていたとき、検体と一緒に問診票というものが検査室まで回ってきた。 「現在、健康上の不安はありますか?」という項目に、「脳梗塞(肩こり)」と書いてあったものがあった。20~30代の人で、検査値では全くの健康体。文字の乱…

バレンタインデーの思い出

会社員1年生の1月、私は先輩(女)とミュージカル映画を見に行った。今はなき東急文化会館に入っていた映画館だった。 帰り道、渋谷駅につながる通路がグラグラと大きく揺れているように感じた。 家に帰ってから私は3日ほど、高熱に浮かされて眠り続けた。起…

検査は絶対ではないのです

昔々あるところで一緒に仕事をしていたおじいさん…ではない…M氏は、「アウト・ブレイク」にハマった。 エボラ熱が “アウト・ブレイク” するストーリーは刺激的で、日本でもブレイクし、映画化され、類似品も現れた。私も影響を受け、フィクション、ノンフィ…

マスク愛 vs サングラスLove

父の “マスク嫌い” も血筋だったのだろうか、従姉も花粉症を持っているというのにマスクをせず、鼻をグシュグシュさせていた。「マスクしないの?」と聞くと、「うっとうしい」と言って笑っていたのを思い出す。 私も嫌いだったけれど、花粉症を発症してから…

高齢者を救え!

新型コロナウイルス・シリーズ、第4弾です。 今朝、ダイヤモンド・プリンセスの乗客から新たに41名の陽性者が見つかった…というニュース速報を見た瞬間、私は叫び声を上げてしまった。 25歳のとき、オーストラリア旅行に行った。ケン・ドーンが流行し、若い…

トイレにご用心

新型コロナウイルス・シリーズ、ご好評につき(?)第三弾です。 新型コロナウイルスの感染経路について、当初「空気感染」と伝えられていた。 クシャミや咳をする人のそばにいた覚えのない人も感染したからと思うけれど、私は違和感を持っていた。もう何十…

やっぱPCRでしょ!

父は3種類の新聞を読み比べるのを楽しみにしていた。 一つの事件なのに、一つの事実をありのままに報じているのに、新聞によって取り上げ方が違う。 嘘は書かれていない、記者の意見も書かれていない。でも、強調の仕方や記事の置かれた場所により、新聞社の…

新型コロナウイルス報道の謎と懸念

新型コロナウイルスが猛威を振るっている。 ワイドショーでは、毎日、患者数(感染者数)と死亡者数がアップデートされ、ときに死亡率が計算されたりしているが、あの「患者数」は “おかしくね?” と思いながら見ている。 中国の患者数というのは(おそらく…

今年一番の難事

師走と睦月は、「お悔やみ月」。 喪中ハガキを受け取り、寒中見舞いを受け取り、友人知人の亡くなったことを知る。 父が亡くなったときも、この季節にお香典やお供え物をいただいた。 葬儀が終わり、お返しも送ってホッとしたのも束の間、またデパートに走っ…

原点はストレス解消法

「ラスト・ソング」の表紙イラスト(一部)と、オープニング、第1章、2章の扉絵は母が、第3章の扉絵は私が描いた。 母は父より17年前に他界しているので、本を出すことを想定して描いたものではない。母が描いたものを捨てられずに持っていただけのことだ。 …