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「ラスト・ソング」のその後

新型コロナウイルス報道の謎と懸念

新型コロナウイルスが猛威を振るっている。

ワイドショーでは、毎日、患者数(感染者数)と死亡者数がアップデートされ、ときに死亡率が計算されたりしているが、あの「患者数」は “おかしくね?” と思いながら見ている。

 

中国の患者数というのは(おそらく)発症して病院に訪れた人の数だ。詳細は分からないが、国の状況を考えると、かなり重篤になってから病院に行ったのではないだろうか。

いっぽう日本の患者数というのは「陽性者数」。すなわち、武漢から帰国した人、患者に接触した人など、症状がなくても検査をし、陽性になった人の数だ。意味の異なる数字を足し合わせてはいけない。

 

死亡率を知るには、中国にいる無症状者も全員検査しなければならない。

または「38度以上の発熱のある陽性者」など条件を揃えなければいけない、でしょ?

 

問題は、確かにウイルスの強毒性にあるのだけど、ワイドショーやニュースの画像を見る限りでは、私には中国の治療環境にあるような気がしてならない。

 

ウイルスの毒性が強まることも懸念されているけれど、「一般論として」ウイルスの毒性は変異を重ねるうちに弱まるものである。宿主を殺してしまってはウイルスも生き残れないからだ。日本で広まっているウイルスはすでに、毒性が弱りつつあるようにもみえないこともない…かも⁉︎

 

私が今、一番気の毒に思うのは、武漢から帰って、すぐに収容されてしまった人たちだ。ホテル、宿舎など環境は様々ながら、部屋から出てはいけないらしい。食事はお弁当だけらしい。宿舎の場合、テレビもないらしい。いつ発症するかと、毎日検温しなければならない。私だったら気が狂ってしまうだろう。夜中に脱走計画を立てるかもしれない。

 

それでも、病気を広めてしまわないよう、頑張っているのだろう。

孤独感に苛まれ、鬱になる人などいないだろうか。

 

一説によると、孤独感は、1日にたばこを15本吸うのと同じくらい健康に悪いらしい。

早く、皆さんが隔離から解放されますよう。

隔離されていた方に会うことがあっても、差別など以ての外。

「ご苦労さま」「ありがとう」の気持ちで接したいです。

 

ちなみに、私のマスクは花粉症対策です。