朝ドラで、食べても太らない体質を「お宝体質」と呼んでいた。
お宝❓……🐷(トン)でもない❗️
我が家では、食べても太らない体質を「フレイル体質」と言う。
晩年の父などは食欲もあり肉も食べていたのに、あの栄養分はどこへ行ってしまったんだろう…💩
総じて祖母の家系は “太れ” ない。
祖母も、(祖母とは血縁のない)母も、最晩年は体重30キロ未満になってしまった😰
血統書付きの私は、幼少時からフレイル予備軍の人生を余儀なくされてきた。
戦後、日本では(おそらく世界中でも)太ることが美徳とされ、小学校では「健康優良児」が毎年表彰された。
健康不良児、つまり健康優良児とは真逆の私は、なんで食べないのだ?…とか、虫を(腹中に)飼っているんじゃないかという言葉を浴びせられ、給食を残さないよう監視役をつけられたこともあった。今だったらハラスメント…でしょう💧
友達の家で食事を振舞ってもらっても食べきれず、がっかりしたような視線を浴びることもあった。
お料理は美味しかったです。お構いなく🙇♂️
久しぶりに会う人からは異口同音に「痩せた?」と聞かれたり、初対面の人に「鶏ガラ」と呼ばれたり😤
私が悪いのではなく、私のDNAがそうさせているのです🧬
成長期に入って、ようやく「いちにんまえ」が食べられるようになった。
しかし「続けて」食べるのは大義だった🍖🍟🍤
十代で初めて行った海外旅行。出される食事が珍しくて美味しくていちいち完食していたら、3日目くらいから胃がストライキを起こしてしまい、その後3日くらいは何も食べられなかった😥
じゃあ高カロリー高タンパクの食品を食べれば?…と思われるが、脂肪やタンパク質は身体への負担が大きいもの😓
中華料理も野菜が多い(=安い)ものをオーダーしがちなので、ケチだと思われている…らしい。
お金の問題じゃないのよ。
消化酵素の分泌量の問題なの💦
食糧が溢れるようになったのは、人類700万年の歴史中、ここ数十年にすぎない。
それまでは強靭な胃袋を持つものが、そして食べたものを効率よく血や肉にできる体質を持ったものが人類の勝者であった。
その記憶がDNAに刻まれているのか、太っているほど強く健康でヒトとして優れているような先入観が人類全般に蔓延っている。
太っている者は「豊満」と呼ばれ、痩せている者は「貧相」と言われる💧
福の神・富の神は豊満で、死神・貧乏神・疫病神は貧相だ。
最近は、小太りの人ほど健康長寿と言われる🐖
人間、そう簡単に太ったり痩せたりできるわけではない。
体型や検査値は結果にすぎず、「目標」ではないのです。
「ラストソング」を読んでくれて、または当ブログを読んでくれて、私のことをグルメだとか食に拘りが強いと思ってくれる方もいるが、フレイル家系の私。空腹という最良のソースの内蔵量が少ないのだ。
美味しいものを求めるのは単に、胃酸およびペプシノーゲンを分泌させるためです😓
以前に書いた近所の(貧弱な)スーパーで食材を買ってきて、料理下手の私が調理をすると、サイコーに貧弱な食事になってしまう。
近所のスーパーでしか餌が調達できなくなってしまったら、その時が私の命の尽きるとき…なのかもしれない😇
サバンナに生きる動物同様、歩ける限り「生存のために」徘徊し続ける私である🐆🐅🐘