真夏の太陽の照りつける、人っ子ひとりいない歩道。
あちらから人影が…。近づいてくる人をふと見ると、マスクをしていない。
さて、どうしますか?
マスクしなよ…目線😠で睨む?
歩道の端に寄って、なるべく距離をとる?
私なら、自分もマスクを取る…です。
ちなみにオープンエアの場合、私は、視野に入るヒトの顔が0〜5個の場合はマスクを外し、それ以上になると着けるようにしています。
「ヒトの顔」というのは、こちらに向かって来るヒトのこと。私に背を向けて歩いているヒトの場合はもう少し多めの人数までOKとし、後ろに感じるヒトの気配はあまり心配せず。
☀️炎天下ではこまめにマスクをはずしましょう。
ノーマスクの人を見てモヤモヤしていた人も、自分もノーマスクになってみると、全てを受け入れる境地になれます。
我が街ではマスク率が結構低く、時間帯によっては半数以上の人がはずして歩いていますが、見るからにワクチン接種の終わった人の方が律儀にマスクをしているようにも見受けられます。
面倒がらず、マスクをつけはずししましょう。
😷😷😷😷😷😷😷😷😷😷😷😜😷😷😷😷😷😷😷😷😷😷😷😷😷
マスクを取ると、街を漂う香りがあまりにも多かったことに、今さらのように気づかされる。
この季節、匂いの強い花はないけれど、葉っぱから放たれる緑の匂いに癒される。
飲食店から漏れてくる、出汁の匂い(外国人はこれが苦手らしい)、ガーリックの匂い、スパイスの匂い。
動物のし尿の匂い。
遠くから風に乗ってくる雨の匂い(先週はずいぶん感じた)。
そこはかとなく流れてくる生ゴミの臭いに、「今日はゴミ出しの日だ」と思い出すこともある。
車の排ガスの匂いはしなくなったけれど、事故や事件が起こるとどこからともなくきな臭い匂いがしてくることもある。消防車が目の前に止まっても匂いがしてこなければ、「誤報かな?」と思うことができる。
人間が野生生物だった時代(そこまで遡るか…)、匂いは生存競争に勝つための有用な情報源だったはずだ。食べ物の匂いはもちろん、自分を狙ってくる生物の匂いや天気の急変を予兆する匂い。
その時代にマスクなどしたら、苦しいとかより、まず生死に関わる問題となるだろう。
土砂崩れの前にも、独特の匂いがするという。
ずっと前、電車の中で前に立った人から歯医者の匂いがしてきた。
顔を上げてみると友人が立っていた。当時、銀座で歯科を開業していた。
「匂う〜?」と、イヤそうな顔をして笑っていたっけ😒
昭和時代の化粧品の匂いは強烈で、どこのメーカーか分かることもあった。
殿方には思い当たる節があるのではないだろうか。
マスクの要らなかった時代、流れ漂ってくる匂いは当然すぎて意識することも滅多になかった。
視界に入るヒトの顔が少なくなったら、マスクを取って是非、深呼吸してみてください。ついでに水分補給も。
人間より嗅覚がうんと鋭敏な犬には、人間の匂いを嗅いだだけで病気が分かる犬がいるという🐶
癌などの場合に生成される微量の代謝物の臭いを嗅ぎ分けるそうだ。
現在、新型コロナの感染者を嗅ぎ分けることができる犬を訓練しているとも聞いた。
ほんまかいな⁉️
どんな匂いがしてくるのだろう?
その犬が感染して嗅覚障害になって判定を誤る…なんてことはないのだろうか?
多くの廃棄物を出して時間のかかる検査よりうんとエコだし、人体への悪影響もなさそうだけど、もし実現したら街のあちこちで犬に嗅がれることになるのだろうか?
デパートや劇場の入り口に、狛犬のように座っていて、感染者は吠えられちゃうんだろうか?
タミフルのような家庭で服用できる治療薬が、英国で開発中だという。
が、医薬品の開発はとにかく年月がかかる。
犬とどっちが早く実現するだろう?