最近になって気がついた。
一般的に、「体力」は決して一つのことを意味しないようだ。
ミキちゃんが風邪を引かなかったのは「免疫力」という「体力」の賜物だ。
スポーツで言う「体力」は「筋力」であり、スポーツ選手でも「免疫力」が落ちれば風邪を引く。
それから「年齢力」もある。「若さ」というやつだ。例えば、出産。筋骨隆々の40代より、ひょろひょろの10代や20代のコの方が「体力」があるので危険性が低いと言われる。他の病気でも、見かけの元気さより実年齢の方を、医師は参考にしたりする。災害にあったときに生き延びる力があるのはやはり若い順だ。
そして、私が自分にないと自覚していたのは「免疫力」「筋力」に加えて「スタミナ」のようなものだ。「スタミナ」は「持久力」のようなものかもしれないけれど、わたし的には「睡眠時間」などに現れると感じていた。
私が20代の頃、睡眠時間を短くして時間を有効に使う方法とか早起きして他人と差をつける方法とかの書籍がブームになった。今も時々そういう本の広告を見かけるけれど、私は、いくらこれらを読んで実践しようとしても、絶対にできない。
友人のエリスさんは毎朝５時半に起きるらしいが、それだけでも私には「神」のような存在である。
これら体力の正体(と私が勝手に決めた)、「免疫力」「筋力」「年齢力」「スタミナ」は、まるっきり無関係ではなく、相互に作用し合っているところもある。筋力が高ければ基礎体温も高く、免疫力も上がる、とか。筋力や年齢力が高ければスタミナもある、とか。
「スタミナ」とは何か？ についてはいまだに分からないけれど、免疫力も筋力もスタミナも人並み以下の私でも快適に生活できる現代に生まれてよかったと、つくづく感謝しています。
以上、まったくの自説で、何の根拠もないもので、今後の研究により（？）変わる可能性もあります。
