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「ラスト・ソング」のその後

NICHIBAN製の両面テープ

今、強粘着の両面テープが出てきて思い出した。あまり書きたくないことだけど、シモの世話のこと。。

オシッコの「栓」は、歩行機能と並行するように緩んでいった。テレビのコマーシャルなどでは、元気なうちから紙パンツをはいたりしているけれど、あんなにスタスタ歩ける人が、抵抗なく失禁対策グッズを購入し使用するなど、実際はあり得ないことだと思う。それに娘としては、それがベストアンサーだとしても、父親に「オムツ使う?」と提案はできないし、よほどのことがなければ、したくない。インフルエンザ騒動のときは仕方なく、紙おむつとパッドを買って使用したけれど、体力が戻るとともに以前使っていた布のトランクスに戻した。それでも足が弱くなり、トイレにすぐ行けなくなると、パンツを濡らすこともあったので、パンツの中にパッドをしてもらうことにした。紙おむつの中にパッドをすれば面倒もない(そうやって使うようにお互いできているらしい)のだけれど、親の紙おむつ姿は見たくないという私の勝手な「気持ち」だけではなく、不器用な父は足の弱い状態でトイレで紙おむつをうまく引き上げることができないであろう(実際そのようだった)という懸念もあった。

 

かくて、最後の数ヶ月、トランクスの中に尿もれパッドを入れてもらった。長時間タイプの生理ナプキンも試してみたけれど、吸収部位が違うようでダメだった。でも、尿漏れパッドは紙おむつの中に敷くのが前提なので、パンツの中に敷くと動いてしまう。まず、トランクスをブリーフに変えてもらった。元気な時だったら大きく抵抗されそうだったけれど、トランクスに近いブリーフ(ユニクロ製)にしたおかげもあってか、これはすんなりクリア。この内側に、尿漏れパッドを両面テープで貼り付けた。この両面テープが、幅、粘着度、メーカーによって、適しているものと適さないものがある・・ということに気がついた。試行錯誤を重ね、NICHIBANナイスタック25mm幅、粘着度普通がベストということがわかった。他のメーカーだと粘着度が劣る。しかし強粘着タイプのものにすると、パッドの紙のカスが布について洗っても落ちなくなる。幅も、これより広くても狭くても使いにくい。かくて我が家にはNICHBANナイスタック25mm幅、粘着度普通のものが3個も余っている。今、出てきた強粘着タイプはボツになったものだ。

早いうちに紙おむつが履けていれば、あんなに足繁くトイレに通うということもなかったのかもしれないけれど、ね。