定期検診の結果をいただいた。
おー、異常なし (^^)v
ん、でも全体的に血が薄くなってないか?
いやいや、今年は検診を受けるのがちょっとだけ早かったのだ。
加えて、暑さが戻ってきていたので、体が “夏仕様” のままだった。
これは、もと病院検査技師だったクミちゃんから教えてもらったこと。
人間は、夏と冬では血液検査の結果が “ビミョーに異なる” ことがある。
ちゃんと教科書にも書いてあった。
定期検診で訪れる人は年1度、大体同じ時期に来るが、9月20日の当ブログに書いた健康増進事業では、年2回、多くの人が暑いor暖かい時期と、寒いor涼しい時期に血液検査を受けた。
検査項目は脂質や血糖だったが、一目瞭然、夏は低めで、冬は高め。変動幅は人によって異なるものの、逆転する人は絶対にいない。肝機能などは変動しない。
…というわけで、健康診断は毎年同じ時期に行くべし…とクミちゃんは言っていた。
会社の検診も、自治体の検診も、たいてい同じ時期に招待状が来る。今までは延ばしに延ばして涼しくなってから行っていたが、今年はワクチンの効果が高いうちに…と早めに申し込んだのだった。
加えて、暑さが長続きした。
ちなみに現在の検診では滅多にないけれど、新しい検査項目が登場すると、測定法や単位、基準値が検査施設によって異なることもある。検診施設も、なるべく毎年同じほうがいいです。
さて、検査結果の脇に書いてある「基準値」は、「統計をとってみたら95%の人の値がそこにあった」にすぎない。
その範囲に入っていれば一応はホッとしてよいが、異常でないことを示す「正常値 」とは違うし、そこに入れるように頑張るべき「目標値」でもない。
検査結果は基本的に、過去の自分のデータと比べるもの。
例えば、去年より肝機能が向上した自分を褒め、去年よりヘモグロビンA1c値が上がった理由を考えるのが、検診結果の正しい活かし方だと思う。
検査結果に限らずパフォーマンスというものは、他人と比べて一喜一憂するのではなく、昨日までの自分と比べてちょっとでも良い方向に進んでいればハッピー🧡ということにしましょう。